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#264 私、待つわ【I wait】 [夜の部・佐々木氏の日常]


私、待つわ【I wait】

9月23日(日)
福助氏には起されませんでしたが、7時半に起床。午前中は、福助氏も佐々木の足元で二度寝していました。ときどき、ぴくっと動くのが可愛い、福助氏はどんなを見ているのでしょうか?

最近、夢をたくさん見るのですが、3本立てになっていて、それぞれ前編・後編に分かれて二夜連続になっていたりする物もあるので、起きてからすごく混乱します。もう、頭の中はおもちゃ箱をひっくり返したような状態で、前日の記憶など、細かく散らばり、あるものは別のパーツとくっついて、とても再構築が困難。

夢というのは、頭の中の記憶を整理する働きがあるとか聞いた事がありますが、佐々木の場合どうもうまく機能していないようです。起きてから、頭上50cm程を漂っている意識を、現実に固着させるのに、一日に必要なエネルギの30%をつかいます。きっと、このエネルギが無くなったら、ふわふわと意識が飛んでいって死んでしまうのでしょう。

起きてすぐの午後ティーが、意識を指先まで運んでいくまで、生きている世界と死んだ世界の狭間を漂います。非常に気持ち良い時間です。「死」というのは案外と「眠る」行為と違いがないように思えます。むしろ、「死」というのは安定している状態で、「生きている」ことは不安定なのだと気づきます。うまれてくる赤ちゃんが、泣いているのはきっとこのせいでしょう、不安定な存在になったことを悔やんでいるのかもしれませんね。

まえにも書いたかもしれませんが、体にスイッチがあって、「おやすみなさい」とスイッチを切れたら良いのに。「健康なときに死にたい」って、とても贅沢な願いですね。(でも、たいていそういうスイッチって、自分の手の届かないところに有ったりするのです)。


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