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#1751 牙と爪のあるかわいい動物の詩 [ ∟猫屋短歌・福助俳句]

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元詩は与謝野鉄幹
口をひらけば嫉みあり 
筆を握れば譏りあり 
友を諌めて泣かせても 
猶ゆくべきや絞首台
 です。

猫と人のスキンシップに無傷はない
人と人の関係よりもより深く
目に見える傷が関係の深さを物語るのです(南無)。

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#1750 初老の佇み【A person past middle age】 [夜の部・佐々木氏の日常]

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初老の佇み【A person past middle age】

2010年4月22日(木曜日)
 M美氏が定休の木曜日。が降って寒い一日。こういうとき天然の毛皮で生活する猫は良いな、と思う。帰宅すると機関車が走る音が室内からしていた。もちろん実車ではない(アラブ辺りでは1/1スケールで走らせて遊んでいるかもしれないけど)。佐々木的に見て部屋に線路が敷いてあるというのはとても好ましい状況だけれど、M美氏にとっては迷惑以外の何者でもないようだ。一番のネックは掃除機がかけにくいと言う点だろう。彼女は掃除マニアなので平面な所に障害になるものを置くことが信じられないのだ。

 彼女の掃除狂の血は長男R氏にも確実に受け継がれている。彼専用の掃除機(ヘンリィの子供版)があるくらいだ(佐々木が買ったのだけれど)。突然口で「ガーガー」と言いながら掃除機を掛け始める。掃除が始まると他の何も目に入らない。福助氏佐々木もゴミだと認識している節がある(M美氏の教育か?)彼の場合、床だけでなく壁などの垂直面にまで掃除機をかけるのでより重症だともいえる。

 もともと線路は長男R氏が生まれる前はリビングに敷いてあった。それが子供が生まれたら足元に線路があるなんて危ないという理由で撤去されてしまったのである。踏み切りを付けたらどうだろうという意見を思いついたけど、ヤブヘビ、火に油、自縄自縛などの単語が浮かんだので言葉にはならなかった。マタニティは神経過敏なので気をつけよう(ブルブル)。

 そういった事情で一度は撤去された線路が、今度は子供の為に(という大義名分を得て)再度敷設されると言うのはなんとも感慨深い。このまま常設となってくれるのを祈るばかりだが、佐々木のオモチャが長男R氏に取られてしまうのではという一抹の不安もあったりして両手を挙げて万歳と言うわけにはいかない(もっとも片手では万歳は出来ないけど)。基本的には子供が親と一緒な趣味を持つことはないと思うので、将来的に長男R氏が鉄道模型にはまるとは思わない。出来れば一緒な趣味はもって欲しくないと思うくらいだ。趣味は個人的なもので、たとえ親子といえど干渉するのはどうかと思う。また、自分の趣味を子供に押し付けるようなこともしたくはない。
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