＃０２２ オモチャ慕情

子供の頃、良く遊んだおもちゃは「レゴブロック」。最初は見本(蓋の写真)を忠実に再現する事を繰り返していたが、段々と独自のデザインに凝っていった。
ブロックの魅力は、力学的にはあり得ない方向への接合とつるつるの綺麗な平面にあると思う。
最近のレゴは、トイザらスに行くと宇宙船やトレーラ、海賊船の「キット」が売っているけれど、専用のパーツ(船の外装とか、トレーラの貨物部分)があって、一つの大きなパーツとして出来上がっていて組み立てる必要がない。また、そのパーツは特化していて他の部分には使えない（汎用性が無い）。
これでは、格好は良いけれど、「レゴ」本来の良さはなくなってしまうと思う。
どちらかというと、「プレイモビル」に近くなるのではないだろうか(プレイモビルも好きだ、手術室キットが佐々木家のトイレに置いてある)。
バラバラのパーツから、一から作り上げる楽しみは、他には無いおもしろさだと思う。
子供の頃、家にはすごい量のブロックがあって(タンスの大きい引き出しに入りきらなかったくらい)、本当に何でも作れた。
ガチャガチャと組み立てては壊し、一日何時間も没頭していた。
さぞかし親は楽だったことだろう、昔から一人で遊ぶものが好きだった様だ。
他人に見せて満足を得ようとはあまり考えなかったようである。
黙々と造るのが男らしい、とでも思っていたのだろう(ハードボイルドだ)。

佐々木家のトイレで常に手術中の医師たち、衛生面ではお勧めの場所ではないと思うが…。

＃０１９ ルパン三世

唐突ではあるが、車のフロントに置いてある、オブジェである。
以前このスペースには牧場があったのだけれど、だいぶフェルトが色あせたので、一旦外して冬景色にリニューアルするまでのつなぎの予定だったのだが、ルパン三世のジオラマが結構気に入ったので、そのままにしてある（周りの意見を聞くと、牧場のほうが人気があったようだ）。
「カリオストロの城」の野営をしているワンシーンだが、フィアットの色は好みで黒にした。
はたから見るとマニアなものに見えるが、マニアはフィアットを黒には塗らない(因みに、ルパンのジャケットも赤だ)。
マニアから見ると「あぁ、適当に色塗っちゃって」と感じるだろう。位置的には、非常に中途半端なところだが、特に僕自身は比較検討するつもりは初めから無いのでどうでも良いことだ。
ひとつだけ言うと、発言する人の意見がどちらに寄っているかで、その人がマニア度がわかるだろうか。

車の内装に関しては、意見は人それぞれだと思うが、佐々木はあいているスペースがあるのがなんとなくもったいなかったのでオモチャ等で飾り付けをする事にした。
次の構想的には線路を敷設して、Ｂトレインショーティを走らせようかと思っている。
ただ、ダッシュボードの上ではエンドレスにするだけのスペースが無いので、線路も自作するか直線レールにするしかない。
線路を自作するならディスプレイモデルではなく、電源を組んで走らせたいところだ。

＃００８ Ｎゲージ

実家に会ったＮゲージの車両の中で、唯一佐々木好みの物です。
ディーゼル機関車ですが、タンク車、木材運搬車、無蓋車、さらに画像では確認できませんがカブースを連結しています。
現在は、ＰＣの脇にディスプレイしていますが、走らせるときはゆっくりとしたスピードが似合います。

＃００７ 過去日記より

久しぶりに病院に行った（患者として）、風邪をひいたときに飲んだ市販薬がいけなかったのか、首にかぶれたような症状が出たからだけれど、以前なら病院にかかろうとは思わなかっただろう。
実はＭ美氏が皮膚科で働く様になったのが、病院にいく気になった最大の理由だ。
何となく（病院に）行ってもいいか、と思ったのだ。人生にはこんなことが多々ある、何気なく普段着ないような服を買ってしまったり、ラジヲなんか全然聴かなかったのに、突然聴くようになったり、「魔がさした」と後から評価できる行動だろう。

先日、珍しく福井駅前に買い物に出掛けた、Ｋ木氏の結婚式の際に頂いた駐車券が有ったからだ、放送会館の地下にある模型店でプラレールの鉄道模型を買った。
Ｎゲージ（１６０分の１）よりも一回り大きくて、いかにも「オモチャ」という感じがして良い、大体８０分の１くらいのスケールだろうか、ＨＯゲージと同じくらいだと思う。
エンドレスのレールと踏み切りが付いていて、車輌は赤いディーゼル機関車（これが動力車）が一つと、タンク車が二つ、車を運搬する為のトランスポータが二つのセット。
パッケージをみると、どうやらアメリカかイギリスのメーカらしいが、シャーシの裏に「Maid In China」の刻印が有った。
どうやら他にもグリーンの蒸気機関車のセット（多分イギリスの鉄道で機関車はシェイ）と黄色のアメリカの大陸横断鉄道のセット、灰色の蒸気機関車のセット、の計４つがあるようだが、その模型屋には無かった。
値段は七千円はするかなと見立てて、五千円なら悩もうと考えていたのだけれど、三千円でしたので即決でした。

＃００６ 探検隊

おもちゃ屋さんで衝動買いした「探検隊」のフィギュアです、佐々木家のいたるところに探検に出かけますが、福助氏に襲われる事もしばしば。