＃００３ Ｇゲージ

守氏（佐々木の父）がＮゲージの鉄道模型を持っていた。なんでも、喫茶店の一角に展示しておきたかったのだそうだ（母、智津子氏の反対に遭って断念した模様）。
その影響があるのかどうかは判らないのだけれど、鉄道は好きだ。去年の夏に実家の倉庫からＮゲージのセットを引っ張り出してきた。
現在、これは佐々木家の2Ｆに簡単なエンドレスを作ってあるものの、どうもその小ささからか「物足りない」（福助氏が簡単に車両をふっ飛ばしてしまう）。
さらに、守氏が持っていた車両の多くは特急○○とかブルートレインとかがほとんどだった。
うまく説明できないのだけれど、具体的に言うと、タンク車とか、ボギィ、とかトロッコなどが好ましい。
動力車も機関車のプロポーションが素敵だと思う。機関車トーマスなんかも好きだけれど、顔が付いてなかったらきっともっと好きになっていただろう。
最近になって、Ｇゲージなるものの存在を知った、Ｎゲージの軌間が9ｍｍなのに対してＧゲージは45ｍｍとかなり大きい。この大きさはかなり魅力的だ、存在感が違う。
また、車両も欧州やアメリカのもので車両のかわいらしさが全然違う、そしてなによりもカタログの表紙には結構な歳の大人が地面にねころばって遊ぶ写真が使われている、この辺をみても日本は文化的にまだまだだなぁと思う。
結局、Ｇゲージのスタータセット（ＬＧＢのセット）をオークションで購入して、リビングで走らせている。さすがにこの大きさだと福助も簡単には手が出せないようだ。ただ、うちの奥様がかなり邪魔だと思っているのは間違いないところだと想像しているので、後々は裏庭に線路を敷設する予定。Ｇゲージは基本的に屋外でも遊べる、カタログには雪の中を走る写真なんかもあった。値段がそこそこ張るので、ゆっくりと開拓していこうと思っているところ。